セラピー迷子の方へ

子供の頃からずっと生き辛かった。 しかし何年も模索を続けて、だいぶ回復してきた。 これは単に、中井久夫氏の本で読んだ「とにかく三十まで生きてみなさい、あなたの中で何かが変わり何かしら生きやすくなるから」ということや、 ある種の人格障害は年を重…

世界が完璧に

かつて恋人といるとき、時々世界が完璧に見えることがあった。その感覚はいつも一瞬で消え去ってしまったけど、それこそわたしがずっと探していたものだったので、 この人と結婚すれば世界は完璧になると思った。 恋人が夫になったのち、どういうわけか完璧…

モルガン氏への反論

なぜ彼は自分の市場価値が年々増加していくと無邪気に信じられるのだろう? 採掘が進み現在採掘量は最高潮に達しているが、20年後には枯渇する鉱山と 採掘し始めたばかりだが、埋蔵量に期待のできるデータのある鉱山と どちらの投資価値が高いか。 鉱山が同…

無意味

人間は無意味に耐えることができない 無意味さから逃れるためなら、我々は進んで原罪を負い、過去のカルマを引き受け、名も知らぬ先祖の祟りに合う 意味があればそれでいいのだ

祝祭

人生は祝祭である 何かが起こった? それでも、人生は祝祭である

心の空虚

時間の隙間を埋めるようにひたすら本を読む。 でも一々買っていてはお金が続かない。 その点、図書館は本を無料で貸してくれるのでまさに夢のような場所だった。 いまは状況がさらによくてKindle unlimitedを使えばいくらでも借りられて、外出先でもどこでも…

大人に

大人になるということは 自分で自分の機嫌を取れるようになること。 泣いていたらあやしてもらえる年はとっくに過ぎた。

輪廻

仏教もインド思想もすごく面白くて、この思想とともに人生を生きていけたらどんなに心強いかと思うのだが、 肝心の 二度と輪廻転生したくない という気持ちが理解できないので、 仏教徒にもヒンドゥー教徒にもなれそうにない。 むしろ輪廻転生しまくって、あ…

クローン

自分のクローンを作りたい人の気は知れないが、想像するに、 大概の場合、クローンはクローン自身のためではなく、クローン元の人間のために生み出されるだろう。本体が生き延びるために臓器を取るなり、厭なことの身代わりにするなり。中には、幼い子どもを…

わたしの坐禅

「わたしの坐禅」という本を買った。 本というより豆本。 豆本好き+仏教好きのため一目見て気に入った。 表面には白隠禅師坐禅和讃とその現代語訳、裏目には坐禅のやり方が書いてある。 以前、坐禅を教えてもらいに何度かお寺に行ってみたけど、あの張り詰…

心の穴

心に空いた穴を埋めたくて、 食べ過ぎたり飲み過ぎたり、恋愛にのめりこんだり、答えを教えてくれそうな本を読みあさったりしてきたけれど、 もしかして、この穴はどうやったって埋まらないんじゃないか、というよりむしろ埋めなくてもいいんじゃないのか。 …

家事

他人の邪曲(よこしま)を観るなかれ 他人のこれを作し かれの何を作さざるを 観るなかれ ただおのれの 何を作し 何を作さざりしを 想うべし (友松圓諦「法句経」50) なぜ男は家事をしないのか...! 「かれの何を作さざるを観るなかれ」難しい。

お守り

特に叶えたい願いも思い当たらないのに お守りがほしい 何から自分を守りたいのか どうしてこんなに不安なのか

女の幸せ

女の人生の幸せとは何なのかが未だにわからないので、 もしわたしに女の子が産まれたら、どういう方針で教育したら良いのかわからない。 男の人生は簡単だ。勉強でもスポーツでも、ひたすら打ち込んだ先に、経済的成功も、家庭的幸福もついてくる。だから男…

容色

容色(すがた)のけがれは 懈怠(なおざり)より来たる (友松圓諦「法句経」241) どうせ私なんてといいながらサボっていてはけがれが多くなるばかり、か。

自分を清める

おのれあしきを作さば おのれけがる おのれあしきを作さざれば おのれ清し けがれと清浄とは すなわち おのれにあり いかなるひとも 他人を清むる能わず (友松圓諦「法句経」165) お祓い、お守り、パワーストーン.....何かに誰かに自分を清めてもらおうと…

何か

子供の頃からずっと何かを探しているある条件をクリアすればそれが得られるのではと 受験、留学、恋愛、転職、結婚巷の本の中にそれがあるのではと 自己啓発、恋愛、セラピー、スピリチュアル本いやいやきっと古典の中にあるだろうと プラトン、原始仏教、ギ…